ぜひ1度はいってほしい
那須湯本温泉の鹿の湯に行って来ました。
実は、にごり湯&混浴を探して弁天温泉旅館の日帰り温泉に行ってみたのですが、道中硫黄の香りと殺生石という観光地のところを通った時に、岩肌に黄色い硫黄の結晶が付いているのを見て、ここは硫黄泉があるんだということを知り、帰りに鹿の湯をみつけて行ってみました。
殺生岩の駐車場から正面にみえる

殺生岩の駐車場から那須街道をはさんで向こう側に施設らしきものが見えたらそれが鹿の湯です。
川沿いを入る小道を進むと駐車場があります。小道は対面できない部分もあるので、施設の駐車場から車が出るのが見えたら県道で少し待つのが良いようです。
小道の途中、右側には那須町の天然記念物にもなっている那須町湯本温泉源があります。

駐車場を進むとコケが茂っていて木々が植えられたお庭?があります。

脇には年季の入った看板が。
そもそも鹿の湯は歴史のある温泉で1300年ほど前の舒明天皇の時代に開湯されたそうです。かの松尾芭蕉も奥の細道の前半にこちらに立ち寄ったとか。
建物は昭和16年に建て替えられ、現在も当時の趣のまま維持されているそうです。

ここが入り口です。

入り口の左側は川になっていて渡り廊下があります。川には温泉が排出されているようで湯気が立っていて硫黄の色をしていました。

こちらが受付。大人は500円、子供は300円。安い!
※ 写真は2020年10月時のものですが2023年8月現在も変更はありません。
受付をすませて暖簾の奥へ。さすが、風情のある建物でなんだかとても癒されます。
先ほど入口から見えた川が廊下からも見えました。浴室内の撮影はできませんでしたので記録はここまでとなります。
鹿の湯の泉質
鹿の湯は強烈な硫化水素臭のある単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)で、ほぼ無色透明ですが入浴により湯の花がかき混ぜられてうっすら白濁になります。
プロにすれば違うのかもしれませんが素人目には泉質も草津の煮川源泉(煮川の湯や大滝乃湯などで使用)に似ています。
しかもなんと大滝の湯のような合わせ湯があり、41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃(男性のみ)の6つの浴槽から選べます。
鹿の湯の効能
鹿の湯公式サイトに記載の温泉の効能は以下の通りです。
【一般的適応症】
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
【泉質別適応症】
慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症
温泉|那須温泉 鹿の湯l千三百年続く静寂と癒しの湯 (shikanoyu.jp)
この辺りは観光地も多く近くにはゴルフ場もあります。お近くを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。ゴルフの帰りにひとっ風呂…なんていうのも良いですね♪