草津からも近い温泉郷
群馬県の東吾妻にある、かやぶきの郷 薬師温泉「旅籠」。
古民家を移築して作られたこの温泉旅館は、
「郷」の名の通り、ここだけで山奥の一つの村のよう。
国道からはさほど遠くないが、
旅籠の手前で急激な坂になるので、
積雪の時期に行く場合には運転に自身のある方とご一緒に。
タイムマシーンに乗って過去に来た感じ。
まずひとまわり
郷の建造物や古民具をみて楽しむのもオススメ。
要所要所にセンスが感じられる。
囲炉裏がテーブル式になっていて、
古民具と和モダンが入り混じって素敵です。
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井戸の水くみを利用した花いけ。
ラムネが冷え冷え。
結婚式が興味深い
この旅籠では、
七五三や成人式の記念撮影プランのほか、
純和式の結婚式があげられます。
ちょうど挙式を挙げている方がいました。
素朴な古民家にを背景に、
白無垢や色仕掛の鮮やかな衣装が映えて、
しっとりとたおやかで上品な雰囲気が素敵。
日本っていいなあ・・・って思う瞬間。
こういうところに、
もっと多くの人が興味を持つといいのになぁ。
日本人がハワイで挙式するように、
海外の方のほうが興味を持ってくれそうですね。
日帰り温泉は二つ
日帰りで利用できるのは「滝見乃湯」と「郷の湯」。
滝見乃湯は半露天風呂、郷の湯は薬湯で、
泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩温泉でほぼ無色透明。
pH7.1で中性なのでさらりとしています。
滝見乃湯の外には温川があり滝の音も風流。
新緑の季節も美しいようで、夜はライトアップもされるそうですが、
日帰りでは14時までなので、宿泊でないと見れないのが残念。
湯上り後もずっとポカポカしてました。
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