5季ぶりの御神渡り
2018年1月22日、諏訪湖で凍った湖面に御神渡り候補となる筋が確認されました。
そのごじわじわと筋が育ち・・・、
2月5日、八剱神社の宮司らにより5季ぶりに正式な御神渡りが認定されました!!
2月14日(なぜかバレンタインデー)に行ってみたところ、
湖面はまだまだしっかり凍っていました。
下諏訪観光情報サイトにある今回の御神渡り地図です。
御神渡りは諏訪大社の上社(諏訪市)の男神さまが、
下社(下諏訪町)にいる女神さまのもとへ通った道筋とされ、
御神渡りの認定には上社から下社への南北の道が2本(一之御神渡り、二之御神渡り)、
それに垂直に交わる東西の道が1本(佐久之御神渡り)の計3本が必要とされています。
筋は途中で消えていてもよく、
この筋の認定をするのは八剱神社の宮司の役目で、
御神渡りの走り方や交わり方で世相や農作物の豊凶を占うんだそうです。
諏訪湖から富士山
何度も諏訪湖へ行っていて今更なのですが、
実は、諏訪湖からは富士山も見えるんですね!
よ~くみると、一番大きく盛り上がった氷の上あたりに富士山が。
アングルを変えて拡大してみました。
御神渡りと富士山、なんとも厳かな感じです。
地元では、夜寝ているとミシミシと音がしたりすることもあるそう。
流氷の「ぎゅうぎゅう」音を経験していますが、
諏訪湖の御神渡りの現象時は氷が膨張して割れる音なのでかなり大きな音らしいです。
御神渡りは湖岸に近いところほど早く溶ける傾向があります。
赤砂崎公園付近はもっとも近くで氷が見れる場所ですが、
2月24日現在、この付近の御神渡りは溶けてきてしまっているようなので、
少しでも拝みたいという方は早めに行ってみてください。