冬季の塔のへつり
冬ですが偶然通ったので、塔のへつりに行ってきました。
私は聞いたことのなかった観光スポット。
さて、どんなところ?
こちらは会津鉄道会津線の塔のへつり駅です。
一応軽く雪かきしてありますが、この季節は利用客は少なそうです。
単線で1時間に1本くらいの運行のようです。
この駅での始発はなんと5時48分(若松方面)。
意外と早朝から走っていて驚き。
これ、駐車場です。
団体客に向けてすら、冬季はやる気のなさが伝わります(^^;)
そして一般客向けに至っては、やる気のなさとうより拒絶されてる感じ。
除雪によって積み上げられた雪によって塞がれた駐車場入り口・・・。
もうどこか駐車場なのかわかりません。
それでも展望台付近だけは除雪されていました。
もちろん、駐車場代はかかりませんでした(人がいない)。
一応、お店もやってる(けど人が見当たらない)。
でも1階のお土産販売だけで2階のそば処の営業はなさそうです。
冬季ならではの絶景
駐車場やお店など、決してウェルカムではない感じですが、
冬季の塔のへつりはとても素晴らしい風景でした。
「へつり」とは地元の言葉で「断崖」のことだとか。
凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが層になり、
層のうち軟かい岩層が、
100万年という長い時間をかけて浸食と風化されてできた断崖で、
それが柱状になっていることから「塔のへつり」と呼ばれているそうです。
断崖の内部を見学できる橋がかかっていましたが閉鎖されていました。
橋を渡った先は岩盤が平らになっているところを通路として利用しているようで、
柵もないのでかなり危険そう・・・。
確かに冬季は無理だなって感じ(行きたかったけど)。
橋を渡った側の上部にはなにやら格子のようなものが。
調べたところ、虚空像菩薩が祀られたお堂なんだそうです。
ますます行きたかったな~と思いました。
下を流れる川はところどころ凍っていて、
その氷が織りなすマーブル模様がとても素敵でした。
これはこれで絶景。
雪の塔のへつり、とても美しかったです。