入りやすい混浴露天風呂
秋田の友人を訪ねた帰りに乳頭温泉郷へ行ってきたときの旅記録です。
季節は冬、2月中旬だったので雪がこんなに。
もちろん冬タイヤ必須ですが道はしっかり除雪されていて、
たどり着くまで危険を感じることはありませんでした。
秘湯 鶴の湯の混浴大露天風呂
乳頭温泉郷の中で、最も古い歴史をもつ鶴の湯。
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ここが鶴の湯の入口。駐車場は目の前にあります。
しんしんと降る雪、かまくらが作ってあり風情がありました。
なんかもう別世界に来た感じ。
日帰り入浴は600円、月曜日は露天利用ができません。
鶴の湯のお湯は白湯、黒湯、中の湯、滝の湯の4つ。
どれも泉質と効能が違うそうです。
泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉、他3種
効能:高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病他
引用:鶴の湯ホームページ
お風呂は大きく分けて5つ。
混浴露天(白湯)と内湯の白湯、黒湯、中の湯、滝の湯。
内湯は全て男女別で女性専用の露天もあります。
その中で私たちの目的は混浴大露天風呂。
雪見露天大好き、混浴露天大好きなので(^^;)。
さきほどの入口を進むとすぐに、なんの遮りもなく大露天が見えてきます。
こんな雪深い季節にもかかわらず、
混浴露天は男女ともににぎわっていました。
当然ながらその辺りからは撮影するのは憚られたので、
露天の写真は公式サイトをご覧いただければと思います。
混浴露天用の脱衣所はなく、中の湯という内風呂の建物で着替えます。
ここに行くまでにも混浴露天の目の前(遮りなし)を通っていくので、
目のやり場に少し困るかも・・・。
入浴時にタオルの持ち込みは不可なので体に巻くことはできませんが、
女性は中の湯から続く、「姫の道」という外から見えない部分からお湯に入り、
しゃがみながらお湯の中を進み、暖簾をくぐって混浴露天に出ることができます。
お湯は白濁しているので、
例え人と隣り合わせになっても湯の中に入っている限りは肌が見えることはありません。
これは白骨温泉の泡の湯と同じような入り方ですが、
タオルNGなぶん、混浴露天のハードルとしては中レベルといったところでしょうか。
ただ、露天はかなり広いので人と近接することはなさそうです。
底は丸い砂利が敷いてあるようでゴロゴロしてました。
ふと見ると足の裏が真っ黒。
どうやら鉄分(酸化鉄)もかなり含んでいるようです。
湯温は少しぬるめ、というより外気温が低すぎたのかも・・・。
公式な温度が記載されていないため源泉の温度はわかりません。
それにしてもこんなに広い硫黄泉の源泉かけ流し混浴露天はなかなかないと思います。
夏は行きやすく観光地としても混むようですが、
やはり雪見露天風呂は最高でした!