温泉うらら

長野 白骨温泉 泡の湯

投稿日:2018年2月22日 更新日:

 有名な混浴露天

 

一度は来てみたかった白骨温泉。

十数年前に温泉のモト事件がありましたが・・・。

 

前回来たときは行き当たりばったりで、

曜日も時間も悪くて白骨温泉には入れず竜島温泉に行きました。

今回は珍しくしっかり確認してからやってまいりました。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

こちらが日帰り客用の駐車場への入口です。

今回もやはり雪深い中をやってきました。

 

とはいえ、途中の国道158線はまったく問題なし。

ちょうど158号線から白骨温泉へわかれる道から急に雪道になります。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

車が数台、宿泊客のものかと思いきや、

この木造の建物は従業員宿舎だそうで、車もどうやら従業員さんのもの。

 

日帰り入浴客は従業員さんの駐車場と共用ということみたいです。

 

入浴は10時30分からですが着いたのは10時。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

この奥が日帰り用の入口。

 

従業員らしきおじさんが駐車場にいたので聞いてみると、

もう何が何でも厳密に10時30分かららしい。

1分たりとも早く開けてくれません。

しかも中で待つこともできないとのことで、車で待つように言われました。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

車にいてもしかたないので散策してみることに。

右が泡の湯の新館。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

新館の前には硫黄がところどころこびりついて年季の入った建物と木の柵。

これはどうやら露天を囲ってあるらしい。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

ぐるっとまわってみましたが、どうにもこうにもうまいこと見えないようになってます(^^;)

露天を囲った柵にそってさらに坂を上ると、

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

ありました、こちらが本家本元、泡の湯本館の入口。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

正面は雪で閉鎖しており、左から入ってください、だそうです。

 

正面玄関前には宿泊者用の駐車場と、

乗鞍高原経由松本行きバスのバス停があります。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

なんと、本館入口前から露天が望めるではありませんか!

 

工夫を凝らされた柵は何だったんだ・・・。

丸見えです。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

10時30分になりやっと開けてもらえました。

 

泡の湯ホームページの説明ではややこしいのですが、

土日限定で外湯というのもあり、日帰り専用に別館をもうけてあるらしいです。

従業員用の駐車場のわきに建物があったので恐らくそちらのことだと思いますが、

外湯には混浴露天はなく、男女別の内湯(温泉ではない)と専用露天があるそうです。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

簡素な受付。大人は820円です。

長椅子がいくつか置いてあるスペースがあり、

少し早く開けて待たせてくれてもいいのに・・・と思ったりして。

 

貴重品は受付右のロッカーに入れ、

右奥へと進んでいきます。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

短い渡り廊下をすぎるといよいよお風呂への入口。

看板にあるように右には女性専用の脱衣室。

この看板の左手奥は↓のようになっています。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

これをみて看板で悩む人続出。

 

つまり、最初の分かれ道で混浴露天に行きたい女性は右へ、

女性専用の内湯&露天に行く人は左手のピンクの暖簾から、

男性は左手の緑の暖簾から内湯&露天、混浴露天のいずれにも行けます。

 

ちなみに、洗い場は内湯にしかありません。

つまり女性は混浴露天に行く場合、服脱ぐだけ。

 

実際、鏡もトイレも洗面台もなにもありません。

 

かといって内湯に行ってからだと一度着替えないと混浴露天には行けず、

それを宿の人に説明を受けたという人まで間違ってしまい、

いつまでもいつまでも連れの女性を待っている男性がいました。

 

ハードル低し、湯温も低し

 

こちらは混浴露天にタオル持ち込みOKです。

秋田の乳頭温泉塩原温泉の大出館の混浴よりハードルは低いですね(^^)

 

なので他の混浴露天よりも男女一緒の入浴者数は多いほうでした。

乳頭温泉も比較的人が多かったですが広いので、

ここはなんとなく人と人との距離が近い感じ。

 

ただ非常にぬる湯です。源泉37.3度。

いつまでも入っていられるどころではなく、

入っている間も若干寒いです・・・。

冬は厳しい。

 

源泉名      新泡の湯源泉長野県松本市安曇4181-8(白骨)

泉 質      含硫黄-カルシウム・マグネシウム
-炭酸水素塩温泉(硫化水素型)

湧出量      毎分 1,730L ph6.3 調査日 H19.6.26 外気温 20℃

湧出時の温度 37.3℃

源泉の色     無色透明 浴槽の色 内湯(さら湯) ほとんど透明
内湯(ぬる湯) 多少白濁(変化あり)
内風呂(露天風呂)・大露天風呂 乳白色

浴槽の温度    内湯(ぬる湯) 37℃ 内湯(さら湯) 40℃
内風呂(露天風呂)・大露天風呂 37℃~40℃
(外気温により変化)

レジオネラ菌検査 検出されず
検査日      平成19年7月2日

加温の理由    源泉温度がぬるい為、お客様に快適にご入浴して頂ける様加温
または一部加温しております。

効能       きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、
高血圧症、動脈硬化症、うちみ、くじき、痔疾、
慢性消化器病、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、
関節のこわばり

引用:泡の湯公式サイト

 

炭酸ガスを含んでいるため加温するとその効果が薄れてしまうとのこと。

硫黄泉で炭酸ガスを含有しているのはとても珍しいんだそうです。

 

なるほど。

 

内湯は加温してるので42度(体感は40度くらい)ですが、

それぞれの専用露天は混浴露天以上にぬるい(冷たい)ようでした。

 

宿の人いわく「夏は気持ちいいんですよ~」とのこと。

 

雪見露天が味わいたかったのですが、ここは夏がよさそうです。

 

記事下ダブルレクタングル

記事下ダブルレクタングル

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