蛙が神様のお使い
三重県には、伊勢湾に面した二見浦(ふたみがうら)と呼ばれる海岸があります。
「みそぎのまち」って書いてある。
ここには伊勢神宮の次に参拝客が多く訪れるという二見興玉神社があります。
なぜ「禊(みそぎ)」かというと、
昔々、伊勢神宮を参拝する人々は、
参拝の前に清き海といわれるこの二見浦で、
身を清めるのが習わしだったから、とのこと。
それが今では二見興玉神社をお参りすることに代わり、
浜参宮と呼ばれているんだそうです。
まず第一の鳥居から。
そして、左側の狛犬。
後からわかったんですが、
灯篭が邪魔して手元が見えないアングルに・・・。
完全にミス。
右側の狛犬は手毬のようなものをキープ。
この先には夫婦岩と呼ばれる二つの石があり、
それについての説明書きがされています。
最初はこれが夫婦岩なのかと思った・・・。
鳥居もきれいですが、灯篭なども比較的新しい感じ。
さらに進みます。
第二の鳥居。
海が見えてとても美しいです。
おや?
左に蛙が。
こちらの神社の使いは蛙さんなんだそう。
いたるところに蛙。
色々な表情の蛙さんがいて楽しいです。
お手水場も蛙さんです。
口元からお水が垂れてるのがちょっとエグい気もしますが(^^;)
この水の中にいる蛙は満願蛙といって、
水をかけるとお願い事が叶うんだそう。
間違っちゃう人がいるので注意書きがしてあるんですね。
横には天の岩屋があります。
こちらがご本殿です。
御祭神として猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と宇迦御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)を祀っています。
さらに行くと鳥居の間から夫婦岩を拝むことができますが、
夫婦岩そのものも、鳥居としてみなされています。
夫婦岩の沖合700メートルの海中に、猿田彦大神縁の霊石「興玉神石」があり、
夫婦岩はこの興玉神石と日の大神(天照大神)を拝むための鳥居の役割を果たしているんだそうです。
こちらが夫婦岩。
この岩の間から昇る太陽がいわゆる御来光としてカレンダーなどによく使われるらしい。
そして蛙。
二見興玉神社は夫婦円満や縁結びなどにご利益あるそうです。
伊勢神宮の前に、ぜひ行ってみてください。