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静岡 千人風呂 金谷旅館

投稿日:

下田で150年続く湯宿

 

下田の蓮台寺駅の近くにある金谷旅館へ日帰り温泉に行ってきました。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

蓮台寺ってお寺があると思ったら地名なんですね・・・。

蓮台寺温泉という温泉郷があるみたいです。

 

近いですがここは河内温泉らしいです。

 

金谷旅館は看板にもあるように大きな檜の湯船で千人風呂と呼ばれています。

千人風呂と呼ばれる温泉は他にもあり、

木製の湯船では酸ヶ湯温泉も有名ですね。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

正門の石畳のようなところからも行けるみたいでしたが、

案内通り左からまわって駐車場へ。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

こちらは駐車場から旅館へ続く入り口です。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

正門からはこんな感じ。

一見、民家みたいな建物が見えますが、右奥に旅館の入り口が。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

民家みたいだった建物には旅館の方がお仕事していました。

土間みたいな感じになっていて全体的にとても風情のある建物。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

こちらが入り口。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

実は150年も続く温泉宿なのだとか。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

建物は古いですが受付などすっきりしていてしっかりお手入れが行き届いている感じ。

 

日帰り温泉も旅館の宿泊もこちらの受付のようです。

入浴料は大人1000円。

年中無休(平日午前は清掃のことあり)で9時から22時まで入れます。

 

お昼時だったので聞いてみたのですが、

日帰り客用のお食事はやっていないとのことでした。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

受付からすぐのところに宿泊部屋への階段がありました。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

ちらっと左をみると厠の奥には厨房らしきお部屋が。

木造で古い建物ですが、ところどころリニューアルしているようで、

とてもオシャレで清潔な印象です。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

実は混浴

 

女湯は内湯と、そこから行ける露天、

そして脱衣所からは、千人風呂(混浴)へ行くことができます。

 

男性は、日帰り客は千人風呂、

千人風呂の湯船からつながる露天に入れます。

女湯、男湯どちらも露天は狭いですが、打たせ湯と泡風呂があります。

 

その他、男性宿泊客はどうやら別の千人風呂がある様子。

 

木造大浴場として伊豆一を誇る千人風呂ですが、

平成14年までは浴槽本体は木造ではなかったそうで、

リニューアルにより檜の大風呂になったのだとか。

 

これだけ大きな檜のお風呂は日本一ということです。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

こちらが女湯の入り口。右側は休憩室になっています。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

脱衣所も板はきれいに張り替えられています。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

洗面所もお花が飾ってあったりとか。

ドライヤーは10分100円です。

 

女湯の内風呂は千人風呂の半分あるかないかの広さですが、

それでも4つの湯船にわかれていて、

それぞれ深さ、お湯の熱さが違います。

 

洗い場は6つほどありましたがシャワーのついてる個所は限られています。

また、石鹸しか置いていないのでシャンプー等は持参する必要があります。

 

ねこのめ旅ばなし 旅にまつわるよもやまなこと

 

こちらが脱衣所から千人風呂(混浴)へ行く扉です。

 

鍵を持って扉の中に入ると狭いスペースがあり、

バスタオルを巻き巻きしてから、

階段がそのまま湯船につながっていて鍵付きの扉を開けて入ります。

 

鍵はオートロック!!!

千人風呂から戻るときに再び鍵を開けて女湯の脱衣所へ戻るので、

絶対に鍵をなくさないようにしましょう。

 

でも!!

 

もしなくしてしまっても、お湯に潜って扉の下をくぐれば大丈夫(たぶん・・・)。

 

 

かすかな硫黄の香りと泳げるお風呂

 

千人風呂の浴槽は中心に丸太があり、奥のほうは110センチほどの深さ。

深い浴槽でも腰掛があるのでゆっくり座ってすごせます。

 

公式ホームページには泳いでもOKと書いてあります。

OKというよりぜひ泳いでくれ、と。

 

裸で泳ぐことの幸せを堪能してくださいと記載されていましたが、

さすがに誰も泳いでいる人はいませんでした。

 

誰もいなかったら泳いでみたいかも。

女湯では少し泳ぎました(^^;)

やっぱりバスタオルはないほうが気持ち良い。

 

お湯はとてもやわらかく、じんわりと汗が出てきます。

かすかに、かすかに硫黄の香りがしました。

 

露天は女湯、男湯ともに内風呂よりも少し熱めのお湯でした。

 

千人風呂の泉質

 

公式ホームページにも他の温泉サイトにも泉質の記載はなく、

旅館の壁に表示されているだけなのでもしかしたらレア情報かもです。

 

2種類の泉質が掲載されているのですが、

千人風呂にある高温槽と低温槽で泉質が違うのか、

千人風呂と露天で泉質が違うのか定かではありません。

 

低温泉の泉質

 

源泉名:2種混合泉(尾訪の湯、金谷温泉)

泉質:単純温泉(低張性、弱アルカリ性温泉)

源泉温度:36.0℃

成分:pH7.59 陽イオン(ナトリウム81.0mg/kg、カルシウム18.3mg/kg、その他カリウム、マグネシウムなど記載あり) 陰イオン(硫酸イオン73.8mg/kg、炭酸水素イオン64.8mg/kg、塩化物イオン38.0mg/kg、その他も記載あり)

適応:神経痛、筋肉痛、腰痛、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

 

高温泉の泉質

 

源泉名:2種混合泉(尾訪の湯、下湯原源泉)

泉質:単純温泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)

源泉温度:48.3℃

成分:pH8.12 陽イオン(ナトリウム100.3mg/kg、カルシウム18.3mg/kg、その他カリウム、マグネシウムなど記載あり) 陰イオン(硫酸イオン92.0mg/kg、炭酸水素イオン58.0mg/kg、塩化物イオン47.7mg/kg、その他も記載あり)

適応:神経痛、筋肉痛、腰痛、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

 

やっぱり!

ほんのりと感じた硫黄の香りは間違いではなかったんですね。

 

金谷旅館の真ん前には中学校があります。

駅も近いし民家も普通に建っていて意外と町なかですが、

一歩入ると異空間・・・。

 

昔々の時代にタイムスリップしたような空間で、

しかも木製のこんなに大きなお風呂が楽しめるとは思いませんでした。

 

電車でも行きやすいのでぜひ訪れてみてください。

 

記事下ダブルレクタングル

記事下ダブルレクタングル

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