温泉うらら

群馬 法師温泉 長寿舘

投稿日:2018年10月20日 更新日:

群馬の秘湯

 

2018年1月の冬の法師温泉です。

 

実はこの日、宝川温泉に行ったのですが、

そこに貼ってあったポスターをみてこの法師温泉を知り、

急遽、思い立って行くことに。

 

 

宝川温泉からは1時間ほどで着きました。

秘湯ってワクワクしますね。

 

 

どうやらバスも来るみたい。

 

 

建物の手前には川が。

凍らないんですね。

 

 

時代を感じる木造の建物が素敵です。

 

渡り廊下みたいな連絡通路?が見えます。

 

 

渡り廊下の右側。

こんなことろに泊まってみたい・・・。

 

 

こちらが左側です。

日本秘湯を守る会の提灯が。

ここが玄関のようです。

 

 

玄関を入ると吹き抜けになっていて、

ごちゃごちゃしているように見えますが、

時代を感じる小物が所々にとても良い雰囲気を出しています。

 

この時は1月。

お正月飾りが塩梅良く飾ってありました。

飾りは季節ごとに変えているそうです。

 

入浴料は大人1,000円、

日帰り入浴の受付時間は10:30~13:30(入浴は14:00まで)です。

混雑していると入れないこともあるそう。

 

 

さて、この廊下を通ってお風呂に向かいます。

 

 

廊下の途中にこんなものが。

湧水なんだそうで、飲むことができます。

 

水受けが木目のように見えたので流木を削って磨いてあるのかな?と思いましたが、

縞模様の目を生かした石の器でした。

 

 

奥に見えるのが女性専用の内風呂、長寿乃湯です。

でも今回の目当てはこれじゃない・・・。

 

ここにはほかに法師乃湯、

玉城乃湯(男女入れ替え制の内風呂&露天)があります。

 

実は法師温泉の法師乃湯は男女混浴のお風呂です。

混浴好きな私たちは法師乃湯がお目当て。

 

撮影NGだったので、お風呂の様子は長寿舘の公式サイトをご覧ください。

 

自然湧出の温泉

 

法師乃湯は天井が高くとても広いです。しかも柱から壁からすべて木造。

浴槽に仕切りがあり、8つに分かれています。

露天ではないけど風情があり、雰囲気としては金谷旅館の千人風呂のような雰囲気。

 

源泉は自然湧出といって、

浴槽の底から湧いているとても珍しい温泉なんだそう。

 

泉質:無色透明、カルシウム、ナトリウム硫酸塩泉(石膏泉)

泉温:43℃

効能:胃腸、火傷、動脈硬化等の諸病に適応

引用:法師温泉 長寿舘 お風呂と温泉のご案内

 

浴槽の底は砂利で、ところどころポコポコと泡がでているので温泉が湧いているのがわかります。

公式サイトには動画もあります。

 

 

見せない工夫は一切なし!

 

脱衣所は男女別で木枠にガラスの扉でお風呂場に直接つながっています。

 

ガラガラと開けて直接お風呂場に出るだけなので、

お風呂場から脱衣所は位置によってはほぼ丸見えです・・・。

 

角度的に見えない位置もあるのでそこのカゴを使いました(^^;)

 

行った時には3か所の浴槽に一人ずつ男性が入っている感じ。

 

なんといっても驚くのは、

透明のお湯でタオルNGというのも難易度高い混浴なのに、

お風呂に入湯する女性用の通路もなければ目隠しもないのです。

 

白骨温泉の泡の湯乳頭温泉の鶴の湯金谷旅館の千人風呂も、

必ず男性から見えないところからお湯に入り、

お湯の中を進んでいくことである程度隠せるのですが、

そんななまっちょろい過保護慣れしているヤツは来なくてよい的な(^^;)

 

難易度5オーバーかも・・・。

 

ただ、2人以上で行った場合などは、

お互いバスタオルなどで目隠しを作ってもらって入ると良いでしょう。

 

難易度5でもまた行きたい混浴のひとつ

 

浴槽は深く、立って入ります。

冬に行ったからか、お風呂場全体に湯気があるので、

湯気そのものもある程度目隠しになってくれている感じ。

 

いちど浴槽に入ってしまえば、

知らない女性と同じ浴槽に入る男性はそうそういないので大丈夫。

 

ぽか~んとのんびり、時が止まったような感覚で温泉を満喫できます。

 

冬に行けると外の雪景色もまた風情があり、

都会の喧騒を忘れさせてくれて良いです。

 

露天ではないですが天井が高いうえに広いので閉塞感は一切感じません。

 

ちょっとハードルは高いけど、

こういうドキドキ感と、「ま、いっか!」的な勢いを味わえるので、

また行ってみたい温泉のひとつです。

 

記事下ダブルレクタングル

記事下ダブルレクタングル

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